April 2, 2013 英語保育?忘れる権利を忘れないで

どうも増えているらしい英語保育。
お子さんの幸せな将来のために、良かれと思って選ぶのはご自由。
そこで忘れてはならないポイントが3つ。

①基本のき:そこで話されている言葉は、人としてステキですか?

小さな子どもの模倣力はすごい。だからこそ子どもに模倣してほしいと思えるような言葉を話すのが大人のつとめ。お子さんの周りの大人たちはお互いを大切にする言葉を使っていますか?
その言葉は、英語ですか?英語でも日本語でもないような…ではありませんか?次のようなところはめったにないことを望んでいますが…大人同士は日本語でやりとり、子どもにむかってカタカナ英語…では幼い耳は混乱してしまいます。

②親御さんに発音コンプレックスはありませんか?

子どもがかわいい発音で英語を話すと、おおっと思う方も多いようで。うちの子も早く習わせないと、自分みたいに苦労するのでは…と気になるもの。
人間の神経・生理的な成り立ちをあえてひとことで申しますと…たっぷり受信してあふれでたものが発信となり、それをセルフモニターして磨いたものがスキルとなります。技は盗め!といった親方は正しかった!発音にコンプレックスのある大人の場合、中高時代にカタカナ英語の先生の発音をたっぷりきいたのかもしれません。きいたものがあふれてくる、という点ではまったくまっとうですが…
発音の場合、耳が英語の周波数帯とリズム、イントネーションをとらえられるようになると、反射的に舌の位置も英語用の位置になって、発音もソレらしくなるのです。これは大人になっても十分できます。本格的におやりになりたければトマティス・メソッドへどうぞ。そうでなくてもネイティブが自然に話しているスピードの録音を日本語なしで3か月以内に100時間お聞きになれば、ウェルニッケ野に英語言語中枢が分化することでしょう。
ヴァイオリンで知られる鈴木メソッドは、まず親御さんがヴァイオリンに取り組みます。それを見たお子さんが「なんだか面白そうだ!」と引き込まれる仕組み。
英語だってこの順番で大丈夫。親御さんが嬉々として学ぶ様子を見られるお子さんはなんて幸せなことでしょう。お金も時間もかからない独学方法なら、私がお手伝いいたします。
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③子どもたちの忘れる権利を忘れないで

子どもとなると吸収力ばかりが注目されますが、忘れる力だってあるんです。英語だってリアルな場面で使わなければなまります。親戚たちが「英語で~って言ってごらん」なんて子どもに言うのも、子どもが得意になって言っているなら、まあかまいませんが、英語を使う状況としては相当特殊です。子どもは九官鳥ではありませんし。
使わないものは忘れるのはアタマのデフラグとしてあたりまえ。デフラグしたところに新しくて大切なことを書き込むんです。これを神経可塑性といって、生涯変わらない性質とされています。
サッカーに夢中で英語がおるすの中学生のぼっちゃんに向って「小さいころはよくできたのに」なんてお小言ってもご本人は戸惑うばかりです。お雛様を一年中出しておけ、と言われているようなものですから。
オトナのコンプレックスと不安を投影されて、ではなく 楽しく学び続ける大人の背中をみて、 子どもたちがうらやましがって学ぶような世の中にしたい!!

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