INPPサリー先生、ラジオで語る「ストーリーのすすめ」

深いことをわかりやすく語るINPPサリー先生

深いことをわかりやすく語るINPPサリー先生

原始・姿勢反射研究の情報源として知られる研究所、INPP。けれど反射ばかりを話題にしているわけではありません。子どもが心身ともにのびのび育てる環境づくり全体を視野に入れています。

最近もINPP所長のサリー先生がラジオインタビューにご登場。フェアリーテイルについて語っています。ストーリーテリングも大事な環境の一部ですから。(それにしてもまあ、インタビュアーのおじさんの訛のすんごいこと。お楽しみください。)

教えこみではなく、ストーリーを!

音声ファイルが大きいのでここにアップロードすることができません。
こちらの【サリー、ラジオインタビューへのリンク】からお聴きください。

2分40秒ごろからこんなふうに言っています。
…some of the best teaching is done not through direct teaching but through the telling of stories, …of understanding through examples and the things that we can relate to what that new information is about. So it is often said that fairy stories fairy stories teach children to understand good and evil, moral  behavior socially acceptable behavior through the behavior of the characters in stories …that all  those strengths and weaknesses inherent in human nature are explored within many of those stories. …

ざっくりまとめますと…
直接教え込むより、ストーリーをきかせたほうがずっとうまくいくのは…
1)登場人物という例を通して自ら学ぶ
2)善悪、道徳、人間生まれもっての弱みや強みを奥行きをもって理解
するからなんですって。当然といえば当然ですが…

荒唐無稽、と思うのは頭でっかち。ココロは違う…

サリー先生、あちこちでポロッといいこと言ってます。

…子どもは大人が思うよりずっと深くストーリーの世界と出会う。恐れ、不安、夢、希望などを現実の発達段階では経験できないことをストーリーで冒険。

…おそろしい場面はその時ごとにムリなくつきあえばよい。無理ながまんしてどうするの?

…大人は「こんな昔っぽい話いまどきストーリーなんて…と思うけれど、それは大人頭が考えること。子どもはそんなふうに受け取らない。

いかがでしょ?次回INPPコラムは「サリー先生、就学年齢引き下げに怒る!!!」です。

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カテゴリー: INPP, 学習と聴覚・発声, 教養としての英語 パーマリンク