自然な英語が聴ける、話せる セルフヴォイス骨導システム「プロナウンス」

人間の代わりではなく、人間の感覚を活かすツールを

エンドユーザーがすぐに使えるツールを作りたい、とサウンドフォーライフ社のメンバー。

エンドユーザーがすぐに使えるツールを作りたい、と盛り上がるサウンドフォーライフ社。中央、ティエリ・ゴジャラング社長、右、グレゴワール・トマティス取締役

東京お台場ビッグサイトで開かれたアジア最大の教育ITソリューション展示会。電子黒板、タブレットといった視覚ツール目立つなか、香港の「サウンドフォーライフ社」が発表したのは英語学習を革新するセルフ骨導マイクヘッドフォン「プロナウンス」。自分の耳と声の力を活かして自然な英語が聴ける、話せるようになる異色の聴覚ツールです。

トマティス聴覚発声メソッドが土台に

聴覚発声トレーニングのトマティスメソッドをベースに、誰でもすぐに使えるツールです。これまで学校関係者として来場していた私も、今回は出展社の現地コンシェル&通訳として出展する側を体験。

ヨーロッパ&禅を思わせる洗練のブース。海外法人との商談もスムーズ。

ヨーロッパ&禅を思わせる洗練のブース。海外法人との商談もスムーズ。

このマイク、英語を音読、話す声を拾うと、英語には過剰な母音を抑え、不足気味なシャープな子音の要素をプラス。英語のリズムとメロディを増強して骨伝導でフィードバック。たとえば、日本人に余分な語末の母音が弱く、子音がクリアーになるんです。だからpotを「ポットオ」と発音しても「ポッT」のように聞こえます!しかも脳をぼうっとさせない工夫もバッチリ。

ここで嬉しいのが人間の音声器官の素直な性質。耳から入ってきた音を無意識に再現しようとするんです。つまり、ちょっと下駄をはかせてもらった自分を追いかけて本当の自分がどんどん自然な英語に近づく。そんな好循環を生み出すんです。

人間も自然の一部。そんなありかたを応援してくれるようにも思いました。

日本の学校プロジェクト、始まる

シュタイナー教育でおなじみの蜜蝋クレヨン。布絵のストーリーテリングとも相性◎。

シュタイナー教育でおなじみの蜜蝋クレヨン。布絵のストーリーテリングとも相性◎。

まだ正式な研究は日本ではなされていませんが、私は大学、高校の授業での試用を始めました。パワフルなツールこそ反応が分かれるもの。「これ、すごいです」と声を上げる学び手には、とてもおとなしくて人前で声を出すのが苦手、自分の発音に自信がないひとが沢山。そんな学び手たちが安心して声を出せる味方です。ご関心おありの先生、どうぞご連絡ください。

ただいま、サウンドフォーライフ社では日本の国内法人の皆さまのための注文システム、アフターサービス整備中。どうぞお楽しみに。それまでの間、無料体験会のご案内、ご購入希望、お問い合わせはお気軽にこちらまで。

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