パン屑が欲しければパンを焼け【日常英会話は教えません】

「冠木さんみたいに英語を話せるようになりたい!日常英会話教えて!」
ごめんなさい。お断りしています。

日常英会話を練習しても決して私のようにはなりません。

パンくず私にとって皆さんが「日常英会話」とお呼びになる部分はパン屑みたいなもの。小麦と、水と、イーストと、バターをそろえて、生地をこねて、ねかせて、焼いたパンがあってはじめて、屑が出る。

パン生地づくりから始める覚悟のある方のみ、ご相談にのります。

私のパン生地には何がはいっているのだろう…。たぶん、すべて。

ひとつには、あの、真価を活かすには教員の力量が問われる教科書、Progress in English。日本語でも読めるような結論のわかりきった時事問題など載っていない。宗教、歴史、音楽、科学史…おそらくリーダー層に必要な教養の土台。これを毎日少しずつ積み重ねてやっと自分のものになる。
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ほかにもいろいろあるけれど。

ただ、ここのところ大人の方にProgressをお見せすると、「私もこれで学びたかった!」という声をいただくので、なんとかならないかしら、と思っているところ。

追:本気でこう思っているので、フランス語独学にあたってもパン屑拾いはしていません。鳩じゃあるまいし。ちゃんとパン焼きます。

 

 

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